㈱フィールドボックスについて
一念発起し津南町へ新規就農者としてIターン。
県知事が認定する「青年農業士」に県内初の夫婦同時認定として話題となりました。
新潟県青年農業士に県内初の夫婦認定
代表取締役社長 飯吉俊郎
専務取締役 飯吉友恵
取り扱い農産物
グリーンアスパラガス
5月5日より販売中!
- 農業法人設立までの道のり
- 新規就農した頃は、春に雪下ニンジン、夏にアスパラを育てていたんですが、秋に何を作るか悩んでいました。そんな時に、旦那の知り合いから「機械貸すからネギをやってみないか?」って声掛けられてネギを始めることになりました。軌道に乗り始めた頃、たまたま近くの農家さんがネギを辞めることになり、機械を譲ってもらえることになったんです。しかも、ちょうどその頃家探しもスムーズにいって、望んでいた作業場付きの空き家を紹介していただいたんです。ただ、畑がある場所から遠い物件だったので、「通い農業」になってしまうことがネックで迷ったんですが、購入を決め、上郷地区へ引っ越すことになりました。
今住んでいる上郷地区では、地域の皆さんが協力して人集めを手伝ってくれました。周りの方の支えがあって、令和3年3月に旦那と2人で「株式会社フィールドボックス」という農業法人を立ち上げることができました。目標というか使命というか、事業を通して津南に対して恩返ししていきたいです。上郷地区の皆さんに支えてもらっているので、「地域の農業」として頑張っていきたいです。あとは若手育成ですね。どんどん若い人達に入ってきてもらいたいと思っています。その点ではうちの会社は恵まれていて、社員はみんな30代なんですよ。若いのでパワーもあります。
- 「青年農業士」に認定
- 「青年農業士」とは、県知事が認定する、地域農業の若手リーダーを育成する制度です。新潟県農業士会会長によると、新潟県農業のホープだけが認定されるそうです。推薦と一定以上の所得が条件になってます。あとは論文、面接、畑の圃場視察。全部満たしての認定です。私たちは推薦をいただき、令和3年1月に、夫婦2人で「青年農業士」に認定されました。夫婦同時認定は県内初です。
認定されると、県内の青年農業士が集まる研修会や視察、イベントなどに参加できます。津南町以外の方と交流もでき勉強になります。どこに行っても男性ばかりで、まだまだ女性の青年農業士は少ないですが、女性農業士が増えてほしいという思いはあります。
詳しくは → https://field-box.com/(別ウインドウで開きます)
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- 主な農地
- 宮野原集落
- 沖の原
- 中子集落
- 耕作面積
- 雪下にんじん…1.5ヘクタール
- アスパラ … 3ヘクタール
- 長ネギ … 2ヘクタール
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